「週刊朝日」7月24日号の記事によると、今年のウナギの漁獲量は17.1トンだそうだ。といっても、どのくらいの量か見当もつかないけど、
去年が3.7トンだったらしく、単純に4、5倍の漁獲量になる。これは、今年はウナギが安くなるゾと誰もが大喜びと思うが、そうもいかないらしい。
以下、水産庁の担当者いわく、
●毎年安定して獲れることはなく、漁獲量の変動がはげしい。
●シラスウナギの漁獲量は、端的にウナギの価格につながっていない。
●かば焼きを提供する料理店では一度値上げをすると、なかなか値下げにならない。
...残念でした。ところがひとつだけ、
●スーパーの価格は、シラスウナギの漁獲量・価格を比較的、反映しやすい。
とある。

ということは、スーパーで買ってくればいいんだ。この頃スーパーでも値段は高いけど美味しいウナギが売られているし、高いといっても、鰻料理店で食べるよりも半分程度の値段ですみます。
さて、スーパーで買ってきた真空パックの鰻をどうやって食べるか。電子レンジ? フライパン? グリル? これらだと水をふりかけたりしなければならないようだし、本来の味付けが変化することは否めない。
やはり湯煎が一番かもしれない、真空パックに限りますけど。
さて、大きめの鍋で湯を沸かし、パックのままの鰻を入れ、時々ひっくり返しながら、待つこと5分。炊き立ての温かいご飯に、パックから取り出した鰻を半分に切って乗せます。添付のタレをかけて、これも添付の山椒をまぶして出来上がり。
これなら鰻専門料理店の味とまったく変わりません。こんなこと、ひと昔前はできませんでした。厳かに食して大満足。
でも、ちょっと待てよ、何かが足りない、何だろう?
周りを見わたすと、どうも殺風景。和服の店員さんもいないし、木の匂いが感じる空間でもない。だいいち丼ぶりだと味気ない。

うな丼もいいけど、やはりお重で食べたいね。最後に残った重箱の隅の汁のしみ込んだ米つぶを食べる有りがたさ。
それにお客さんの中に、ちょっと上品な着物の女性がいたりして、もしくは、これも着物で威厳があって気難しそうな、初老の男性。
何やら静かに薀蓄をたれている。もしくは、三島あたりの有名店、開店前から並んで大勢のお客さんと一緒に味わううな重。お新香はもちろん自家製の糠漬けで、肝吸いも頼まないと。
美味しさを実感するには、その料理の味だけではなく、周りの雰囲気も大切なのではとしみじみ感じてしまう。今度は甚平でも買ってきて、それを着ながら食べるとします。重箱も買ってきてね。
By 料理パパ3号
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鰻安いか、やっぱり無理
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