黒い餃子現る。今回もTRILLからの記事です。「ローソンに『黒いぎょうざ』が爆誕。めちゃくちゃクセになる一品でした!」というお話で、写真を見ると確かに真っ黒な餃子。そこで気になるのは、その黒い色の原材料は何かということです。
というのは、以前ファミレスで餃子を食べようと思ってメニューを確認したら、そこに赤い餃子が。これは珍しい、ぜひ食べてみたい、と迷わず頼んでみたら、出てきました、赤い餃子。でも嫌な予感がします。その赤い色が何でできているのか考えもしなかったのですが、よく見れば、唐辛子しかないでしょう。かなり辛い赤餃子を汗をかきかき食べたことを思い出しました。
そこでローソンの黒いギョーザ。名前が「唐辛子と花椒の辛さ 麻辣黒餃子」とあります。やっぱり辛いのか。でも黒い色の原材料は何なんだろう。唐辛子は赤いけど「花椒」って何? 調べてみました。「花椒」は「ホアジャオ」と読むそうです。四川料理に欠かせないスパイスで、麻婆豆腐にも使われ、最近ではスーパーでも売られているようです。でも「花椒」の写真を見てみると赤い。麻婆豆腐も赤い。黒い餃子の黒色はどこから来るのだろう。

こうなれば徹底的に調べてやろうと思って、色々とネット検索していたら、黒い餃子は今回が初めてではなく、今までに何度も出現していたことを発見しました。何度も出現していたというより、今でも出回っています。和歌山の「備長炭ギョウザ」、これは紀州備長炭を特殊加工し開発された食用炭粉末が黒い色の原材料です。あとは、黒練りごまで作った餃子の皮とか。滋賀の「忍者餃子」なるものもありました。こちらは「黒影米」というお米で皮を作っているようです。「黒影米」とは何ぞや。もう、どんどん餃子からテーマが離れていき、今度はお米のお話。
「黒影米」とは、甲賀流忍術発祥の地、滋賀県南部の甲南町で栽培されているもち米だそうです。甲賀忍者が健康維持のために食していたとかで、なるほど「忍者餃子」という名前にも納得です。その他にも「浜松黒餃子」とかもあり、こちらは竹炭が原料とかで、探せば他にも出てくのでしょうけど、適当に切り上げることにしました。別に黒餃子の研究家になるつもりもないですから、ここらで打ち切りです。
さて今回のローソン黒餃子ですが、写真を見るとホントに真っ黒。でも中を見れば、餃子ならではの具材が生き生きとしています。外は黒でも、中身は嘘偽りのない餃子ですと主張している感じが伝わってきます。

ずいぶん前の直木賞作家の小説で、ビジネス小説なのですが、人間というものは、長い間生きていれば色々な垢や汚れを身につける。しかし、その身につけた垢や汚れを落とした時に、中身まで腐っていたらお終いだ。とういうような描写がありました。黒餃子の皮が、垢や汚れと言うわけではありませんが、写真を見ていると、そのようなイメージが浮かんできます。
これは絶対食べてみようと思い、ローソンへ行って黒餃子を探してみましたが見つかりませんでした。店舗によって扱っていなかったりするのか、それとも、売り切れ? まさかそんな事はないでしょう。そんなに人気なら、そのうち黒い餃子の皮がスーパーでも売られるようになるかもしれません。でもそんな気配はないですし、それなら自分で作ってやろうと思いましたが、餃子の皮を手作りするのは、ちょっとしんどいかな。だとしたら中身を黒くするのはどうだろう。これは逆パターンで、我ながらグッドアイデアと思いきや、中身の黒い餃子も結構作られていることをネットで知り、広い世の中、何でもあるんですね、と複雑な気持ちになった次第です。
今回の写真と食レポはこちらです。
By 料理パパ3号
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