そもそもの話が7月中旬頃、「子ども3人で食費2万円台、節約上手のスーパーの回り方」、というネットニュースが話題になり、東京・港区の麻布界隈に住む富裕層世帯の《 麻布妻 》が「月2万円」は何かの間違いではないかと驚いたという話。「マネーポストWEB」から。
以下、麻布妻の反応。
●外食したら1回で2万だよね
●うちは週末は土日とも外食って決めてるから、週末だけで5万円行っちゃう
●高級スーパーでお肉とか手巻き寿司の材料買ったら、1回で2万8000円だった
●月10万円以下って無理だよね

そりゃそうでしょう、お金持ってる人はどんどん使って、高級スーパーの売り上げにも貢献して、国の経済をまわしてもらわないと。
お金のある人はあるなりに、生活の苦しい人は苦しいなりに工夫して人生を乗り切る。お金もちになろうとしても、なかなかうまくいかないし、貧しくなろうとする人は元々いない。
それにしても、子ども3人で食費月2万円台とすると、1日千円を下回ることになる。スーパーの弁当で済ませても、安くても4人分で千円は超える。となると、安い食材で量の多いおかず。カレーたっぷり作り置き、物価の優等生「玉子」。最近は野菜も高騰してるし、いつでも安い「もやし」をふんだんに使った料理とか。子どもが3人いれば当然忙しいでしょうから、安い食材で手間のかからない料理。
その特集で本を書いて出版、ベストセラーになり、印税たっぷり。次に、高級スーパー廻りで魅惑の料理という本を書いて、印税たっぷり。そのお金で世界を回り、世界の節約料理とかで本を出版して、印税たっぷり。何やらポジティブシンキング。

貧しくなろうとする人は元々いないでしょうけど、それに近い話があります。といっても架空の話ですが。
太宰治の短編小説「きりぎりす」---
ある女性が、売れない画家と結婚します。その画家は物静かで口数も少なく、一日じゅう絵を描き続けている。ところが、結婚してから絵が売れ出して有名になり、お金もたくさん入ってきて、それと同時におしゃべりになり、性格も高慢になっていく。その女性は、結婚する前の清貧な画家が好きだった。一生売れない画家とひそやかに生きていくつもりだった。それなのに、自分の世界が崩れていき、別れを決意する。その時の言葉が淡々と綴られている。
その中にこういう文章が、
「だって、お金の無い時の食事ほど楽しくて、おいしいのですもの。つぎつぎに私は、いいお料理を、発明したでしょう? いまは、だめ。なんでも欲しいものを買えると思えば、何の空想も湧わいて来ません。市場へ出掛けてみても私は、虚無です。よその叔母さんたちの買うものを、私も同じ様に買って帰るだけです。」
By 料理パパ3号
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