またもやユニークなブーム到来。その名も「顔どら焼き」。いいなSTORESから、敬老の日ギフトとして販売され、人気急上昇とか。試しにサイトにアクセスしてみたら、「只今注文が大変混みあっております。順次ご対応しておりますので、お待ちいただけますよう何卒宜しくお願い申し上げます。」のウハウハ状態。もともとは「世界で一つの面白プレゼント!」と銘打って「顔マカロン」を売り出して大反響。同じ時期に「顔どら焼き」も販売し始めたのだが、あまり売れなかったようです。ところが少しづつ人気が出てきて、敬老の日特集で大爆発という状況みたいです。

でもこれって、どうなんだろう。何か薄気味悪いんじゃないの、と思ってたら、「なんじゃこりゃ」「きもい!」はお誉めの言葉。と会社のサイトに記述してありました。わかってやってるのね。さすがです。
しかしどう考えても、食べる時に抵抗あるし、まして敬老の日のお爺ちゃんの顔を食べるなんて...因みに顔写真の人気は、1位が「お孫さんの顔」、2位が「贈る相手の顔」、3位が「贈り主の顔」だそうです。まだ幼いお子さんが見たら、泣き出すのではないかとは、たぶん余計な心配。自分の顔の「顔どら焼き」を食べてトラウマになるようなことでもなし、何なら裏返して食べれば、どうってことないでしょう。
そういえば昔、街中に公衆電話があふれていた頃、テレフォンカードなるものがありました。その頃に、ある知り合いが亡くなり、お葬式の引き出物に故人の顔写真が載せられたテレフォンカードを頂いたことがありました。「これって使えないよな」と、周りの参列者がボソッと呟いていた記憶があります。故人の顔写真が映っているカードを公衆電話に差し込むなんて、どうも不謹慎で痛々しくて、躊躇してしまいます。まあテレフォンカードなら、そのまま使わないで、記念に保存しておけば問題ないです。でも「顔どら焼き」は、そうはいかない、腐っちまうじゃないですか。食べるしかないですよね。食べる時はどんな気持ちなんだろう。
それにしても付加価値というのは凄い。どら焼きに顔写真とは。

同じ食べ物で「たい焼き」があります。江戸時代の「今川焼き」から派生して、明治時代にはもう作られていたらしい。単に鯛の形にしただけで、本家の今川焼よりも、ずっと売れてます。専門店もあるくらいで、『およげ!たいやきくん』という歌にまでなりました。鉄板の上で焼かれるのがイヤで、海に飛び込んだら、お腹のあんこが重い、と愚痴まで言っている。これって、あんこたっぷりという自己宣伝かな。そして最後には釣り人のおじさんに食べられてしまう。まあ鯛だから食べれられても不思議はない。「もみじ饅頭」にしてもそう。もみじを食べても不思議はない。それに引き換え「顔どら焼き」は人間の顔なので、神経の細やかな人は、どうしても気になるのではなかろうか。
いっそのこと、こういうのはどうだろう。悪い事をした憎き政治家の「顔どら焼き」を売り出し、「好きなだけ叩いてください」というキャッチコピーつける。買った人は、そのどら焼きを拳でボンボン叩いてストレス解消、最初は笑っている顔が、叩いているうちにクシャクシャになり、あんこがはみ出し、「お、泣いてる、泣いてる」とか言って留飲を下げ、「さあ、明日も仕事頑張ろう」とスッキリ爽やか。
でも肖像権が絡んでくるので、売れれば売れるほど、その政治家にお金が入るかもしれない。それでは意味がないので、儲かったお金で、その政治家が自分の「顔どら焼き」を買い取り、全国の駅の改札に無償で並べなければいけない決まりにする。そのうち飽きられて見向きもされなくなり、悲しい末路。題して「顔どら焼きの刑」。これはいいかもしれない。
いいわけないよね、どうかしてました。
By 料理パパ3号
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